医療ビジネス研究会・特別見学研修会
「レクロス広尾」は、医療と介護のシームレスな地域包括ケアを行う最先端施設です。
「レクロス」とは、赤十字の(レッドクロス)からとり、Reは「再建」、Crossは「お役に立ちたい」
という意味を含んでいるとのことです。平成24年4月にオープンしました。
研修会には、会員14名が参加し、特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・高齢者グループ
ホーム・障害者支援施設・ディサービス・デイケアを含む総合福祉施設について勉強しました。
このような多岐にわたる機能を有する施設は国内でも珍しく、医療センターも隣接しており
利用者にとっては、以下のようなメリットがあります。
・利用者の状況や病状により施設を移動する際は、環境の変化が少ないなどの負担を軽減することができます。
・医療センターと連携し、利用者の情報を共有することで、タイムリーかつ効率的な診療が受けられます。
・特別養護老人ホームでは、10人の利用者に対して5人の介護士が担当するという小規模単位でのユニットケアのため、利用者にとって自由と融通が効く体制になっています。
日本赤十字社 総合福祉センターは、日本赤十字社医療センターに隣接した敷地です。
・特別養護老人ホーム(120人)
・介護老人保健施設(100人)
・認知症高齢者グループホーム(18人)
・障害者支援施設(11人)
・デイサービス(42人/日)
・デイケア(40人)
の各種サービスを展開する複合的な福祉施設です。
屋上庭園と近隣環境の説明を受ける
施設内の案内と説明(リハビリ運動施設)
明るく広いエントランス 地域の大勢な方が集い、交流会が行われる
ご多忙の中をご案内とご説明いただきました日本赤十字総合福祉センターの総務課係長・瀧川健二さま・各皆様に感謝申し上げます。
今回は、医療ビジネス研究会の吉田勝昭先生のお骨折りで見学が実現しました。