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済生会横浜市東部病院・見学研修<訪問研究会>

済生会横浜市東部病院

中小企業診断士の医療ビジネス研究会の有志14名で、済生会横浜市東部病院(横浜市鶴見区下末吉3-6-1)に見学・研修にお伺いした。すばらしい、玄関を入って受付で待っていると、小柄なチャーミングな看護師さんが、案内に迎えに来てくれた、と思っていたら、この方が「看護部長の熊谷さん」であり、さらに「副院長」でもいらっしゃることが、入り口のスタッフ表に掲示されている。その気軽さと、フレンドリーな雰囲気にまず驚いた。「看護部長を副院長にするべきである」というのは、以前の研究会の中でも、強調されていたことであるが、ここでは実現されている。

研修は、米坂医療支援事業部次長さんが、付きっきりで案内をしていただいた。その中で、すばらしい取り組みを数々見せていただいたが、特に3つの点を挙げたいと思う。

1、病院は、19年3月に開設されたばかりであるが、病院を作る時に「どんな病院を作りたいのか」というコンセプト作りに議論を重ねて、時間を掛けたという。たしかに「ミッション(使命)、ビジョン(目指すべき将来像)、コアバリュー(基本とする価値観)」が明確である。医療施設のすばらしさは、「患者動線、スタッフ動線の分離」「各関連医療ゾーン隣接設計」「カラーコーディネート・識別」ここにいちいち記述できない。その中で、私が感心したのは、単にお金を掛けて設備、施設を作るのではなく、一つ一つその有用性、有効性、費用対効果を検討して、無駄な出費を1円でもしないように、心がけていることである。

2、院内をそれこそくまなく、ご案内していただいた。そのどこでも何でも、見てください、という姿勢は、この東部病院の自信の現われでもあると思った。そして、各階の医療現場にお伺いした時に、どこでもスタッフの方が「こんにちは!」と気持ちのよい挨拶を交わしてくれたことである。その挨拶が、自然だった。逆に「見学させてもらっている診断士」の方からの挨拶が、少なかったのは、「お忙しい所であるからと遠慮を考えても」今後の反省点ではないでしょうか。東部病院では、人材育成センターを設置して、「患者様満足」と「職員満足」をコンセプトに育成しているというが、その透明性と満足が見えるようであった。

3、私が、一番関心を持ったのは、TQMをはじめとした継続的改善を動かす制度をつくっていることである。医療の中では、とかく一般の社会と異なる意識が強い。確かに、人の命にかかわることであり、単なる情熱や意識だけでは、技術が伴わなければ意味がない。しかし、改善をマネジメントシステムとして継続することは、重要である。そのことを定着さ
せようという姿勢が明確に見られたのが、すばらしいと思った。

お忙しい中、長時間にわたりご説明、見学、研修していただいた熊谷看護部長さま米坂次長さま、総務の内田さん、ありがとうございました。

<文責:手島伸夫>

熱心に説明していただいた熊谷副院長と米坂次長

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